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ぺぺロメロさん宅訪問記

ぺぺロメロさん宅滞在記~最終回

さて、ぺぺロメロさん宅滞在記、いよいよ最終回です。

11月24日(火)の3時半頃の電車に乗ってロスに向かいます。


まずは、今や、圧倒的な高みにあるギターを製作する、歴史上「真のギター製作家」となった、ぺぺロメロJr氏。愛称リトルペぺ。
昨年滞在時には:
・生い立ち
・ギター製作を始めた切っ掛け
・製作を学んだ過程
・プロ製作家としての初期のキャリア
などをインタビューしました。(まだ未公開)
今回は:
・材質について
・キャリア上、影響を受けたギター
・サスティン(音の伸び)
・サップウッド(白太)について
・最近の製作動向
など、話を聞きました。


パパが練習するのを拝見します。
この日は、ターレガの小品を何曲も弾いてらっしゃいました。
あらゆることが参考になります。
パパと一緒にいると、ともかく楽しいのですが、全てが勉強でもあります。



午後、ファミリーの方が会いに来て下さって、表で葉巻を吸いました。
滞在中、毎日吸っていたので、帰国してからも、毎日吸いたくなります。
パパ、セリン、リトルペぺと兄弟のティナ&グレッグ夫妻。
楽しく雑談しながら、温かい日差しと幸運で幸せな時間を分かち合います。
しかし、来るたびに、皆さんに、本当に良くしていただき、感謝に堪えません。ありがとう。
パパに送ってもらい、駅へ向かいます。車中、色々話しつつ。パパといると、話が尽きません。

LAのホテルに無事着いて、疲れてもいたし、明日早いので、ホテル1Fのレストランで済ませます。
お昼にカリッサ夫人が、美味しいトルティージャを作ってくれて、お替りしたので、あまり空腹でもなかったので、サンドイッチを注文してみました。
16ドルは高いな~、と思いましたがホテルレストランだし、仕方ないかな?と。
で、出てきてビックリ、そのボリューム。
ベーコンとターキーハム、どれだけ入れてるのよ?って感じ。
ポテトチップも、多いですね~。
まあ、アメリカンサイズですな。半分で満腹しました。全部食べたけど。
で、赤ワイングラス、10ドルだって。
チップ置いて、3000円だよ。もっといいもの、食べられるのですが。・・・。

明朝、空港のカフェで。
ハム&チーズのクロワッサンと、ダブルエスプレッソ。
両方で6ドル53セント。
テーブルでゆっくり新聞読みつつ。


飛行機の窓から、朝の光の海と雲。
美しいですね!
その後、無事成田に到着。
と言ったわけで、私ペぺ田代は、ぺぺロメロさんとカリッサ夫人、セリンさんとクラウディアさん、リトルペぺとファミリーの皆さん、全てのお心遣いで、非常に素晴らしい1週間を、パパと皆と、過ごすことが出来、今日に嬉しいです。
こんなところで、ぺぺロメロさん宅滞在記2009、お終いです。

ぺぺロメロさん宅滞在記~7

 パパ(ぺぺロメロさん)宅の滞在記の第7回。
今日は23日(月)の夜です。
話題は、パパが「フィリップス(レコード会社)」時代、殆どのレコーディング&重要なコンサートで愛用したギターの話です。
スペイン・コルドバの製作家、ミゲル・ロドリゲス、1973年のギターです。
杉・ハカランダ・660mmの仕様。
私は数限りなく「銘器」を弾いてきましたが、人類史上最高のギターだと思います。パパも同意見。
ロドリゲス独特の、美しく精緻なロゼッタ。
素晴らしいギターには「名前」を付けます。
このギターが出来上がり、パパが使用し始めた暁。
その演奏を聞いた多くの人たちが、製作者のロドリゲスに、「ぺぺの新しいギターは、本当に”wonderful”だね」と言ったことから、

”La Wonderful”という名前になったそうです。
稀代の名人によって弾き込まれた、至高の製作者による最高傑作。
そのサウンドは、正に”ワンダフル”としか言いようのない境地。
「ゆっくり弾きたいだろうから」と、一晩、私が宿泊させていただいた部屋にお借りしました。暗くて写真が美しく撮れませんでしたが、御容赦ください。
優れたギターを弾くと、「教えを受け、導かれます」。ギタリストは、常に「ギター(楽器)」にそれを求め、学び続けるのだと思います。
早朝、昨年の滞在時に続き、このギターの再会して、じっくりと弾きました。感じたこと、学んだことは:
「心を開いて、音楽に身をゆだねれば、常に正しいところに導いてもらえる。だから、自分は何もしなくてもよいのだ」
ということを、思い出しました。
これは、以前から知っていること。
でも、もっとも難しいこと。
人は、【欲しい】【得たい】【したい】【されたい】としがちですが、パパは真逆で、【与えたい】【してあげたい】と生きていらっしゃる方なんです。
で、このギターを弾いていると、自分の精神が、「如何に欲に満ちているか。そしてその”欲”が心を惑わせ、人生を苦しめるのか。そして、どうすれば解放され、より高い精神を実現できるのか」を、実感させてくれます。
これこそが、「銘器~崇高なる存在」なのだと思います。それをパパに言ったら、「お前は、”La Wonderful”から素晴らしいレッスンを受けたね。その通りなんだよ。これでまた、より良いミュージシャンになれたね。おめでとう」と言って頂きました。
涙が出るね、ホントに。
裏&側板は、サップウッド(白太~白い部分)の大きく入ったハカランダ。日本のマーケットは白太を嫌う傾向がありますが、良いギターに、そんなことは何の関係もありません。
パパの息子で、ギター製作家のぺぺロメロJr氏が、私用に作ってくれたギター【#166】です。
表面版を、昨年行ったときに決めておいて、あとは「その板と、神様のお導きのままに作って欲しい」とだけお願いしていました。
言いませんでしたが、私のイメージは、”La Wonderful”でした。
仕上がってみると、私がギターに求めるもの、全てがこのギターの中にありました。
大量の銘器コレクションの中で、弾き比べたわけですが、パパもセリンも、:
「お前に一番合っているね」
「Wonderfulと、とても良く似ているね」
「リトルペぺの最高傑作の一つだね」
と。私もそう思いました。
出会った瞬間に、恋に落ちましたし、「私のために遣わされたギターだ」とも確信しました。
パパと何日か考えたすえ、名前は ”La Wonderfulita”になりました。パパが名前を書いてくれました。

ぺぺロメロさん宅滞在記~6

パパ(ぺぺロメロさん)宅の滞在記。
今日は23日(月)の朝~午後です。
昨日も書いたとおり、セリン・ロメロさんの73歳の誕生日です。
1931年製のホセ・ラミレス2世ですが、製作はラミレス工房の伝説の職人「アルフォンソ・ベニート」の製作です。極めて稀なギターで、その音の素晴らしさは、絶句ものでした。以前から、パパからこのギターの話は聞いていて、弾いてみたかったのが叶いました。最高レベルのギターでした。
裏・側板は「シープレス」。
御覧の通り、裏は3ピースになっています。
シープレスはフラメンコギターに、使用されるので、フラメンコ専用のようなイメージがありますが、「シープレスのクラシックギター」というのも、ここまで素晴らしいコレクションに触れていると、実に素晴らしいものだと感心し、欲しくなってしまいますね!

ラベルは、普通に「ホセ・ラミレス2世」ラベルです。
ロゼッタ(サウンドホール周りの飾り模様)も美しいですね。
コンディションも素晴らしく、ほれぼれします。

滞在中、折々、気が済むまで弾きました。
高速立ち上がりに、図太い低音、甘く太い高音から、ラスギャードの切れ、タッチへの変化、見事です。
1920~30年代のマドリッド製ギターは、ギターの歴史上、間違いなく一つの究極ですが、このギターはその中でも、指折り数えられる実力のギターでした。
そういったコレクションが、ここに数十本、置いてあるわけです。
私が弾きたかったので、持って来ていただいていたわけです。(安全管理のため、通常は複数個所に保存)

セリン、セリンのパートナーのクラウディアさん、パパと私の4人で、サンディエゴまで、ランチに出かけました。
この店はタイ料理店で、オーナーの女性はセリンさんとは、旧知の仲だそうで、セリンの誕生日を祝っていました。
チキンの汁ビーフンを頂きました。
ポッカポカの日差しで、表のテーブルで。陽光の温かさの中、楽しく過ごしました。

デザートに、タピオカが出ました。
ジャスミン茶とともに、頂きました。
温かいタピオカも、美味しいですね。

さて、ランチを終えて、並びのオープンカフェで、葉巻です。私は、また、コイーバを頂きました。パパから。(とてもプライベートな写真なので出せません。ごめんなさい)
温かい日差の中、楽しいランチに満足し、葉巻に火を付け、明るい景色を眺め、風の音を聞き、愛する人と共に過ごす時間。
最初の煙を吐いてパパが私に一言。
「Pepe,This is life!」(ぺぺ、これが人生だよ!)
生涯忘れません。
パパ、ありがとう。
セリン、誕生日おめでとう。

ぺぺロメロさん宅滞在記~5

パパ(ぺぺロメロさん)の家での滞在記。続きです。

11月22日(日)の午後です。

 

連日、素晴らしい陽光に恵まれ、顔が黒く日焼けしてきました。

パパと私。御長女のTINA夫婦とその御子息BERNARDOで、お墓参りに行きました。
滞在中、祖父君セレドニオさんと、祖母君アンヘリ―タさんの精神を、非常に強く感じることが多く、また私自身、以前からの希望だったので、パパにお願いして初のお墓参りが、叶いました。
静けさと平穏に包まれたところでした。

墓所の前で、パパと写真を撮りました。
アンヘリ―タさんの墓所に、口づけた手を触れていると、非常に強い「気」を感じました。
正に、母親に抱かれているような、強い「気」でした。
パパは、セレドニオ逝去後に発表したCD「父の教えたまえし歌」のライナーで、その「別れ」と「永遠の命」について書いていますが。私自身も、昨年くらいから「永遠の命(精神)」ということを、体験を持って信じられるようになりました。
ギターを始めた切っ掛け(ある日の出来事)も、私とセレドニオは、非常によく似ていて、驚きました。


パパの家のテラスから見た夕焼けです。
この日は、皆が集まってパーティーでした。翌日が兄君セリンの73歳の誕生日なので。
バーベキューディナー。楽しみですが、食べ過ぎないように気をつけました。

初めに取り分けた分で、もちろんお替りしてしまいました。・・・。
美味しかったです。
・なすにジャガイモ。
・ビーフ。(ここの家では、普段はあまり食べません。この日は子供たちが多く集まったので)
・ターキー(七面鳥)のバーガー(旨)
・すりおろし豆のスープ
皆が集まり、楽しいホームパーティーになりました。

ぺぺロメロさん宅滞在記~4

 昨日の26日(木)、私ペぺ田代は、楽しいぺぺロメロさん宅の滞在を終え、無事に帰国いたしました。
ブログ更新が途絶えていましたが、滞在中は、あまりに忙しくて(皆が訪ねてくれたり)更新するヒマが無くなってしまっておりました。
で、前回からの続きです。
現地時間の11月21日(土)の夜から、翌22日(日)の午前中です。
彼らの地元で、記念コンサートです。パンフレットの表紙です。曲目は:
・パラエトリウスの「Bransle de la torche,Ballet,Volta」
・ヴィヴァルディの「ニ長調協奏曲(RV93)」
・バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」
・ブレトンのLa Verbena de la Palomaから「前奏曲」
・アルベニスの「グラナダ」(パパとセリンの二重奏)
・ボッケリーニの「前奏曲とファンダンゴ」
休憩をはさんで:
・パッヘルベルの「カノン」(当日追加)
・チャピのLa Revoltosaから「前奏曲」&「Luis Alonsoの舞曲」
・セレドニオ(父君)の「サパテアード」(セリーノ&リトの二重奏)
・パパ作曲の「カディスの祭り」
・ヒメネスの「La Boda de Luis Alonso」
・パパ作曲の「De Cadiz a la Habana」

最前列かぶりつきで、拝聴させていただきました。
いつも彼らのコンサートを見ると、「感動」します。
「感心」させてくれる音楽家は多いですが、無条件で「感動」を与えてくれるアーティストは、希有ですね。

会場総立ちで、アンコール2回。
まずは、彼らの十八番、「マラゲーニャ」。
続いて、すさまじいラスギャードのオンパレード、アンコールのトドメはお決まりの「ルンバ」。

翌朝。やや二日酔い。コンサート後、主催者からシャンパンが振る舞われて、素晴らしい感動で高揚していた私は、ファミリーの皆さんとの会話も楽しく、7杯もお替りしてしまいました。
毎日、カリッサ夫人御手製のヨーグルトを頂きます。おかげで、お腹の調子も良かったです。大変に美味しくて、楽しみでした。

パパの長女TinaとGreg夫妻とは、大の仲良しで、Gregとパパと3人でギターの弾き比べです。まあ、毎日やってますが。
この日は、超素晴らしい:
・ドミンゴエステソ
・サントス・エルナンデス
を中心に、弾き比べ楽しみました。
この写真は、エステソ弾いてるところ。

1926年製のドミンゴ・エステソ。パパのエステソコレクションの中でも、傑出して素晴らしい音がします。サントスに比べ、やや評価の落ちるエステソですが、このギターは素晴らしい。
超高速レスポンスに重低音、太ーい高音、どれをとっても完璧。
1932年製のサントス・エルナンデス。
パパは8本、サントスを持ってます。
で、私は東京でも、かなりの数のサントスを弾いていますが(大好きなので)、これも全サントスのなかで、傑出してます。コンディションが大変に良いし。サントスの特徴を全て兼ね備え、崇高ささえ感じさせます。気が済むまで弾きました。

ペペロメロさん宅滞在記~3

昨夜は、ギター製作家のペペロメロJr(リトルペペ)氏宅に、夕食に招待され、パパと数人で御呼ばれしました。

 

非常にプライベートなことなので、写真などは勘弁してください。

唯一紹介は、ギターの写真。

1918年製のサントス・エルナンデス。スプルース&シープレス。
元々は祖父君、セレドニオ・ロメロ所有でしたが、パパ(ペペロメロさん)に受け継がれ、今はリトルペペの所有。
彼が製作者の道を志したとき、記念にパパからプレゼントされたギターで、彼がギター制作上、大きなインスピレーションを得て、理想の一部にしているギターです。
素晴らしく太い高音。よく歌うし、SN,反応、すべて傑出してる。

一夜明けて、今朝の模様。
今夜は、地元で、客席75席限定の「ロメロス・スペシャルコンサート」が開催されます。
で、朝食ご、すぐパパが練習を始めて、「一緒にやろう」とお誘いいただきまして、昼前まで、非常に素晴らしいレッスンをいただきながら、一緒に練習しました。最高の幸せです。

午後、会場へステージ&サウンドチェックに出かけました。
しかし、毎日素晴らしい天気。太陽の直射大好きな私は、うれしくて陽に当たってます。が、ずいぶんと日焼けしてしまいました、2日間で。

セッティング中の会場。
スペシャルコンサートとあって、とっくの昔にチケットは売り切れ。小さな会場でロメロスのコンサートが楽しめる、非常に希少な機会。
私のために、パパがチケットを1枚用意してくれていて、私はラッキーに客席で本番が聞けます。
木の天井で響き良いです。雰囲気もよし。会場背中は、海岸線だよ。

リハーサルからの帰路、オープンマーケットによりました。
いろいろ屋台が出ていて、タマレスというメキシカンフードを、いただきました。
とうもろこしの粉を練って作った皮に、(まあ、饅頭の外側みたいなもんだ)様々な餡(私はチーズと野菜)を入れて、とうもろこしの皮で包み、蒸したもの。
サルサを付けていただきます。私は、人生初食。パパと一緒に、その場で立ち食い。おいしかったよ。

一旦、家に戻り、パパは休憩しリラックスし、夜の本番に備えます。

ペペロメロさん宅滞在記~2

滞在2日目のお昼です。

今日の午前中は、ギター製作家のペペロメロJr氏と海に行ってきました。
彼は、サーフィンをするので、その間、砂浜の散歩を楽しみました。ここに来た時の楽しみの一つです。

美しいですよね。

昨年の滞在記でも、ここの海を紹介しましたが、今回は季節が違い、それに、今日は波がサーフィンには絶好のコンディションだったので、また、光景も一味違います。

白波がたってます。
波音も大きく、砂浜をゆっくり、日差しを浴びて歩いているうちに、あっという間に1時間経ってしまいました。
素晴らしい気分転換。自然のパワーをいただきました。

彼の工房の写真を少し紹介します。
作業台のところにある、刃物道具ですね。
ノミの刃なんかは、日本製のものを使ったりもするんだって。
ギター製作には、様々な工具がいるのですよね。

製作途中のギターです。スプルース&ローズウッドのクラシックですね。

ペペロメロさん宅訪問記~1

私ぺぺ田代は、アメリカはカリフォルニアのパパ(ペペロメロさん)宅へ訪問、滞在のため19日(木)、成田を発ってアメリカへ向かいました。
今回は、ノートパソコンを持ってきたので、こちらからブログがアップできます。今日から早速始めます。お楽しみに。

成田は雨。
ずいぶんと寒かったですね。今回は、ノースウエストでロサンゼルスまで行きます。
私はこの航空会社は初めてです。マイレージプログラムには入っているけど。
ゲートから撮影しました。雨の空港は、絵になりますね。
3:25出発便で、実際の離陸が3:47でした。


飛行機の楽しみは機内食。
・クリスピーチキン&玉ネギと人参添え
・グリーンサラダ
・チキンと野菜のカレー&ご飯
・チョコレートケーキ
・赤ワイン
・パンとバター
事前のうわさでは評判悪かったのですが、まあ、頑張ってますよ~。

で、食後に、5時間、寝ました。大半は浅い眠りですが、2時間くらいはしっかり眠れました。
今回は追い風が強く、飛行時間が所定の9時間40分より短く8時間30分くらいになりました。
窓から朝焼けが見えます。飛行機からの空って、美しいですよね。下に見えるのは主翼です。


到着前の軽食。
・ほうれん草のキッシュ&マッシュポテト&ポークソーセージ
・ヨーグルトデニッシュ
・果物
・オレンジジュース
定刻8:05到着予定も、7:30着陸しました。でも、入管も税関も8時からなので、待ちます。

ロスの朝。好天。日差しがあるところは暖かいです。
青い空にヤシの木と来れば、ロスですよね。
空港から電車のユニオン駅へ向かうバスの車窓から撮影しました。
フライアウエイ・バスを30分待って、ユニオン駅直行。所要25分弱でした。

ユニオン駅のエントランスの壁画と天井。
待合や切符売り場があるのとは、反対側です。
私は、前回LAに来たときには、出入り共々、反対側しか使わなかったので、初めてでした。

ユニオン駅の待合所。
売店もあって、便利です。水を買って乗り込みます。

待ち時間に、腹ごしらえを。
(A-朝食)というのを。
ベーグルサンド。マスタードたっぷりで、ボリュームあります。私のダイエットはどうなってしまうのでしょうか?
厚いふわふわ玉子焼き(まあ、オムレツね)にベーコン・チーズ・トマト。
ベーグルカリカリで、まずまず。
でも、5ドル99セントは、高いな。

AMTRACK社のSURFLINERという電車に乗って行きます。
車窓から。LAは広くて、住宅や工場、会社の景色が小1時間続き、景色が変わってきて、「あ、南に入ってきたな」と思います。
サボテンとか写ってて、雰囲気でしょ。

海岸線ぎりぎりを走る区間が、また楽しい。
波は高め。サーフィンしてる人も多い。
さて、徐々に目的地が近づきます。


いよいよ目的の駅へ到着。
これがサーフライナーです。快適で楽しい電車。
ついたら、暖か~い!シャツ1枚でOK!
帰りの電車を予約して、迎えに来ていただいたカリッサ夫人と、お宅へ向かいます。
みんな元気で、再会を喜び、すごく楽しく、何本かのギターを弾き比べたり、と最高の時間が過ぎます。
皆さん、ヨーロッパツアーから戻ったばかりで、私を含め、全員、時差ぼけです。
ロメロの皆さんは、家ではプライベートなわけで、写真や詳細のご報告はできないので、勘弁してくださいね。
ではまた明日。